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インシデント対応

システム障害発生時の対応手順とエスカレーションフローです。


重大度名称定義対応目標
P1緊急全ユーザーに影響するサービス停止即時対応
P2重大主要機能の部分障害業務時間内に対応
P3中程度一部機能の不具合(回避策あり)次営業日対応
P4軽微軽微な不具合・改善要望次スプリント
  • 全ユーザーがログインできない
  • チャット送受信が全面停止
  • データベース接続の全面障害
  • シークレット漏洩の疑い
  • 一括配信が実行されない
  • PUSH 通知が配信されない
  • 特定店舗のみ影響する障害
  • Webhook 受信の障害
  • 管理ダッシュボードのメトリクスが表示されない
  • 添付ファイルのアップロードが遅い
  • 特定ブラウザでの表示崩れ


  1. 障害の確認: Cloudflare Dashboard / ユーザー報告 / アラートで検知
  2. 重大度判定: 影響範囲と緊急度を判定
  3. 関係者通知: Slack チャンネルに障害情報を投稿
調査対象ツール
Workers ログCloudflare Dashboard > Workers > Logs
DB エラーPenthouse SQL Explorer
Queue 状態Cloudflare Dashboard > Workers > Queues
DO 状態Cloudflare Dashboard > Workers > Durable Objects
デプロイ履歴GitHub Releases / Wrangler versions
Terminal window
# 直前のバージョンにロールバック
npx wrangler rollback --name <service-name>

Workers は自動的に再起動されますが、Durable Objects は明示的なリセットが必要な場合があります。

Queue Consumer の問題が発生した場合、Cloudflare Dashboard からメッセージの消費を一時停止できます。

  • エラー率が正常値に復帰
  • 主要機能の動作確認
  • ユーザーへの復旧通知

状況即時対応
Door がダウンWrangler でロールバックまたは再デプロイ
Proof がダウンProof Worker のロールバック
Vault DB 接続不可Hyperdrive の状態確認、DB プロバイダの状態確認
KV エラーKV Namespace の状態を Cloudflare Dashboard で確認
状況即時対応
WebSocket 接続不可Fizz Worker のロールバック、DO のログ確認
メッセージ送信失敗Cellar DB の接続確認
添付ファイル障害R2 バケットの状態確認
状況即時対応
PUSH 全停止Bell Worker のロールバック、Queue の状態確認
LINE 通知停止LINE API のステータス確認、トークン有効性確認
メール停止Resend のステータス確認、API キー確認
状況即時対応
全面接続不可DB プロバイダの障害状況確認、Hyperdrive ステータス確認
パフォーマンス劣化スロークエリの特定と対処
データ不整合影響範囲の特定、必要に応じてメンテナンスモード
手順対応
1. 即時無効化漏洩したシークレットを即座にローテーション
2. 影響範囲確認漏洩したキーでのアクセスログを確認
3. 関連シークレット同じ場所に保管されていた他のシークレットも確認
4. 根本原因漏洩経路の特定

P1/P2 インシデント後は必ずポストモーテムを実施します:

## インシデントレポート: [タイトル]
### 概要
- **発生日時**: YYYY-MM-DD HH:MM JST
- **復旧日時**: YYYY-MM-DD HH:MM JST
- **影響時間**: X 時間 Y 分
- **重大度**: P1/P2
- **影響範囲**: [影響を受けたユーザー/機能]
### タイムライン
| 時刻 | イベント |
| ----- | -------- |
| HH:MM | 障害検知 |
| HH:MM | 調査開始 |
| HH:MM | 原因特定 |
| HH:MM | 対策実施 |
| HH:MM | 復旧確認 |
### 根本原因
[障害の根本原因の説明]
### 影響
[ユーザー・ビジネスへの影響の説明]
### 対策
#### 短期
- [ ] [即時対策]
#### 長期
- [ ] [再発防止策]
### 教訓
[学んだことと改善点]
  1. 非難しない — 個人の責任追及ではなく、システムの改善に焦点
  2. 事実ベース — 推測ではなく、ログとデータに基づく分析
  3. 再発防止 — 具体的で実行可能なアクションアイテム
  4. 共有 — チーム全体で学びを共有

役割連絡方法
開発チームSlack #speakeasy-incidents
Cloudflare サポートCloudflare Dashboard > Support
DB プロバイダPrisma Console > Support